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「未来に対する不安」
「人は何に最も興味を抱くのか」
「人は何に最も興味を抱くのか」という問いに対して「Googleトレンド急上昇ワード」からざっくり見ると「台風」という自然災害が答えとしてとても分かりやすいと思います(前年度でも「台風」は急上昇ワードにランクインしてきます)。
そして「Googleトレンド急上昇ワード」にランクインしてくる「台風」等の自然災害、そこには人々が抱く「未来に対する不安」を感じることができます。
「台風」以外にランクインしているものと「今ここ」
でも「未来に対する不安」は「台風」だけではなく未来にあり得るすべてのことに生じます。それに対すものとして「台風」以外にランクインしている「トレンド」が少なからず役に立っているような気もします。
「トレンド」の要素の一つとして「未来に対する不安」があるのならば、常に新しいものが必要とされることが理解できます。「未来に対する不安」から「今ここ」に目を向けさせる「トレンド」が「過去」に行ってしまったのならば、全く意味がなくなってしまうからです。
「未来に対する不安」が少し和らぐ?
そのように生まれては消えていく「トレンド」、その中でも(急上昇ワードとしてランクインしないまでも)人々の目を引く映画、書籍、音楽、芸術等の「サブカル」から何かを見出すことができたら「未来に対する不安」が少し和らぐのでしょうか。もしそうならば『「サブカル」は「未来に対する不安」の処方箋』かもしれません。
「何とかならないまでも何かしらしたいという衝動♪」
何故「Googleトレンド急上昇ワード」を「ざっくり」見て「早急に」答えを求めるのかというと、「人は何に最も興味を抱くのか」→「未来に対する不安」→「サブカルは未来に対する不安の処方箋になるか」とトントン拍子にことを運びたいからです(確証バイアス)。また何故「トントン拍子にことを運びたい」のかというと考えることが億劫だからです。それならばやめればいいということになりますが、やめるわけにはいかない。何故ならばそれ以上に億劫なことが世の中には多々あり、それをやめたいのです。ちなみに今まで書いたことは「サブカルは未来に対する不安の処方箋になるか」ということのヒントになるのではないか。つまり「億劫なことをやめたい(「未来に対する不安」からの逃避)」という人の心情、性、業のようなものを「何とかならないまでも何かしらしたいという衝動」がヒントになるのではないかということです。